人生で何を残すか

人生

「おかあちゃん、参観日におかあちゃんいなかったら、あぁ大変なんだなって思うから大丈夫だよ。」

そう言って登校した長男。昨日の土曜日は、長男の授業参観日でした。

夫は仕事だったので、保育園児のふたりを連れての授業参観。正直、うわー土曜日参観日か。

下ふたりと一緒だと、うるさくなるし、あちこち走り回るし、行くまでも大変だし…と思ってました。

天気も怪しくて、雨がいつ降るか?という曇り空。小学校は車では行けないので歩きか自転車。

朝からバタバタ準備しながら悩んでいたのですが、長男の登校前の言葉(↑)に私の心が変わりました。

パラダイムシフトです!!

何としてでも行くから待ってな!!(心の中の声)

そこから、準備をして、自転車の前と後ろに二人を乗せて、重さに時々ハンドルをとられながら、目的地(小学校)へ爆走です!(実際は何人にも追い越されるほど、結構遅い。なんせ3人乗りは重い。笑)

小学校へ到着後も、自転車から降りるなり末っ子は運動場へ逃走し、自転車置き場の自転車を派手になぎ倒し、教室にたどり着くまでの道のりも遠い遠い…笑

靴箱で、持参の上履きに履き替えをさせて、やっとやっと、3階にある長男の教室へ到着!

長男の席をキョロキョロと探すと、まだ私たちに気づかない長男は授業を一生懸命聞いています。

いつ気づくかな✨と目線を送っていると、私と妹弟の存在に気づいた長男が、目をぱっと開いて、ニコッと笑って小さく手を振ってくれました。

その表情と身振りが、可愛くて、愛おしくて。このために来たんだ!!と心から嬉しい気持ちになりました。1日経った今日も、その表情を鮮明に覚えています。普通に過ぎ去っていく、小学校の参観日の出来事ですが、私の中で忘れられない思い出になりました。

帰り道も、自転車の前と後ろから大きな声で話しかけてくれるので、負けない声で対応しながら、重たさで揺れるハンドルの舵を切る珍道中でしたが、私にとっては、かけがえのない子どもたちとの何気ない当たり前の時間が、本当に幸せで尊い時間で感謝が溢れた1日になりました。

朝は、バタバタしながらどうしよう〜となっていた私ですが、長男の言葉に心が動き、行動が変わり、朝の想像とは全く違う1日が送ることができました。

何が伝えたいかというと、人生で残せるものの大きな1つが、こういう「思い出」ということです。

目には見えないけれど、本当に大事なことほど、目には見えないと思うんです。人の心も、目には見えないけれど、人は心(感情)があるから動けるのであって、その心で感じたことは、忘れられない大切な記憶として残っていきます。(深い話をすると、この記憶は、来世にも繋がっていきます。)

もちろん、良くも悪くも、記憶は残っていきます。だからこそ、自分の人生に、どんな記憶(思い出)を残していきたいか、がものすごく大切です。

そして、当たり前に過ごしている日常にこそ、大きな大きな幸せな思い出が残っていっているので、そこに意識を向けられる自分でありたいと、改めて感じることができました。

向ける意識で、人生は大きく変わる。今日1日、あなたは、何に意識を向けて過ごしますか☺️

 

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